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祝い膳に関するマナーを知ろう

誕生や結婚、もろもろの節句やお正月と、人生でも季節でも、お祝いごとの機会には事欠きません。そうしたおめでたい席で供される食事のことを祝い膳といいます。このページでは祝い膳が登場するイベントなどの機会と、そのイベントの由来などの概説、また祝い膳としてどのようなメニューがあると相応しいのかを紹介しています。よろしければ参考になさってください。

人生の節目での祝い膳

祝い膳とは何のことなのか?

祝い膳とは、子供の誕生や、七五三、成人などの成長に応じたお祝いの席で、また結婚を約束する結納や長寿を祝う賀寿などの節目の席で、またはお正月や端午や上巳などの節句の日といったおめでたい日に出される食事のことをいいます。より広い意味で、お祝いごと全般での食事を指す場合もあるようです。加えて、昔は祝い膳の名前が示しているように、鯛やお赤飯などの縁起を担いだ品目のある会席料理が伝統的かつ一般的でしたが、現在ではフレンチやイタリアンなど洋食メニューも珍しくはないようです。また料亭やレストランに席をとったり、仕出しを頼むでもなく、自分の家で賄って用意する地域もあるようです。

お食い初めでの祝い膳

おおよそ、日本人が人生で最初に体験する祝い膳は、お食い初めではないでしょうか。生後初めて赤ん坊を一汁三菜の本膳につかせ、「一生食べ物に困らないように」願いを込める行事です。箸揃え、膳揃え、百日(ももか)とも呼ばれます。時期も生後100日目が主なようですが、地域で異なる場合もあるようです。また、お食い初めはあくまで儀式です。赤ん坊ですから、食べさせる真似だけをします。メニューとしてはお赤飯、鯛などの尾頭付きの焼き物、鯛や鯉などの汁物、昆布などを用いた焚き物、香の物、紅白の餅が一般的なようです。これに加えて歯固めの石があります。これには歯がしっかり育つようにとの願いが込められています。赤ん坊に食べさせる真似の役どころは箸役といい、宴席に招いた身内の年長者が務めます。男の子には男性、女の子には女性と同性が箸役を務めます。またお食い染めのときに使う膳は、母方の実家が贈るのが一般的です。お椀は男の子の場合が朱塗り、女の子の場合は外が黒、内が朱になります。お箸は柳の白木を用います。
なお、赤ん坊に関連して、最近では出産した翌日に無事出産を終えた方に豪華な祝い膳を出す産院もあるようです。また、生まれて7日目で退院時期にもあたるお七夜には、内輪で祝い膳を囲む場合もあります。お七夜とは産土神の加護から赤ん坊が離れたときとされています。

結納の席での祝い膳

近頃では省略して両家の顔合わせの食事会のみの場合も少なくないようですが、結婚の前に結納を行うケースはまだあります。結納後には一般的に当人達と両家の両親と揃って会食します。女性側の自宅で行う場合はケータリングや仕出し、またはデパート等で売られている祝い膳のセットなどになるでしょうか。レストラン、料亭で行われる場合もあります。自宅で祝い膳を囲む場合に気をつけておきたいのは、割れるということから割り箸がNGになっていることです。

年間行事での祝い膳

お正月の祝い膳、おせち料理

おそらく一生でもっとも口にする祝い膳は、お正月のおせち料理ではないでしょうか。このおせち料理に見られる伝統的なメニューには、めでたいに通じる鯛や滝登りの話から立身出世を思わせる鯉、魔よけの力があると信じられた赤色からお赤飯というような、一般的な祝い膳のメニューの理由とはまた違う理由があります。いくつか主だったメニューの意味するところを見てみましょう。まず、紅白かまぼこは、祝いの色どりの紅白と日の出に形が似ているかまぼこの組み合わせです。かまぼこには、さらに波打った飾り切りで朝日の線が模されることもあります。黒豆は元気に働けるようにという意味です。また、豆には健康で丈夫という意味もありました。昆布巻きは、昆布を喜ぶに掛けてあります。カタクチイワシの田作りは、かつて豊作を願って小魚を肥料として田畑に播いたことに由来するといいます。数の子は子宝に恵まれることや、子孫の繁栄を願っています。ニシン=二親(両親)から子供が生まれるようにという意味合いです。栗きんとんは、栗は勝ち栗としても知られる縁起のいい果物で、きんとんは漢字で金団と書いて金運が願われています。おせち料理の品目の意味合いを知って食べると、よりおめでたさを感じられるかもしれません。

各種の節句の祝い膳

お正月のほかにも、祝い膳が出る年間行事はあります。上巳(じょうし)の節句、重陽(ちょうよう)の節句などがそれにあたります。上巳の節句は、3月3日の桃の節句、ひな祭りのことです。ちらし寿司、蛤の吸物、菱餅が上巳の節句の定番です。ちらし寿司は具が長寿を意味する海老や見通しがいいレンコンなどが縁起を担いでいます。また蛤は貞節を意味し、菱餅の三色のうち赤色は魔よけ、白は純潔、長寿、緑のよもぎは厄除けや健康といった意味があるとされているようです。
9月9日の重陽の節句は菊を愛でる日ですが、収穫時期にあたるため別名で栗の節句とも呼ばれていました。そのため、祝い膳として、栗ご飯があります。また、9日(くんち)にナスを食べると中風(ちゅうぶ)にならないという言い伝えから、ナスが膳に上がる地域もあるそうです。
人生の節目、四季折々の行事で出会う祝い膳のメニューの縁起や由来を知ると一層、お祝いごとの喜びが増すかもしれません。

祝い膳に関するマナーを知ろうShaddyのギフトマナー辞典で公開された投稿です。